


私たちは、たった一度しかない人生において、様々な場面で決断をして現在に至っています。良くも悪くも、自分で考え行動した結果が、現在の自分を構築しています。
皆さんが(社)つくし青年会議所の戸を叩いたように、少しの勇気とその第一歩が皆さんを取り巻く環境を劇的に変えていくのです。未来を決めるのは、他の誰でもない自分自身です。自分のおかれているポジションをしっかり認識し、己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力をもって行動することで明るい未来を切り拓きましょう。精一杯考え、悩み、決断して行動する。主体的で積極的な姿勢と、日々の生活環境の中で絶えず動揺する己の心を、強い精神力をもって克服する為には目標設定をする事がとても重要です。目標設定と言っても、人生の最終目標からちょっとした目標まで様々あります。私は、LOMメンバーそれぞれに(社)つくし青年会議所で活動する一年間の目標をメンバーに問いかけ、その目標を達成する為に必要な第一歩をメンバーと共に踏み出します。
青年会議所メンバーを取り巻く環境は、決して生易しいものではありません。100年に1度といわれる経済不況や先行き不安な社会情勢、人としてのモラルの欠如など、毎日のように悪いニュースが報道を通じて耳に入ってきます。しかし、いつの時代でも青年会議所が地域社会に必要とされ続ける事が担いであります。そして、(社)つくし青年会議所も同様に4市1町をエリアとする筑紫地区に必要な団体となるべきであり、筑紫地区の事を一生懸命考え、知恵を出し、汗をかいて未来の為に行動を起こしましょう。
(社)つくし青年会議所は、1972年に「自然と歴史と人間との調和〜つくしは一つ〜」を設立スローガンとして発足しました。38年間の歴史とつくしJCのアイデンティティーを見つめ直し、青年会議所に懸ける想いとプライドを強く再認識し、そのプライドを持って行動する事は、魅力ある地域やLOM、そして魅力あるメンバーになる近道であると考えます。一事を怠るものは、万事を怠るといいます。魂(こころ)を一つに、強い意志を持って一つひとつの物事に取り組んで参りましょう。

―広報戦略する総務―
総務の仕事は、裏方で縁の下の力持ちというイメージがありますが、見る角度を変えると、(社)つくし青年会議所の活動や運動全ての情報に精通した組織のスペシャリストである必要があります。組織はルールに基づき運営されています。総会の企画運営から、議事録作成や事務局の統括管理まで数多くの庶務があります。基本に忠実な活動が、(社)つくし青年会議所という組織体をまとめ支えているのです。
また、現在の情報化社会において、パソコンや携帯でのインターネット環境を持っている人は、様々な情報を手軽に入手できる便利な世の中です。生きた情報をどのように活用していくのかは、(社)つくし青年会議所にとっても非常に重要であると考えます。LOMメンバーだけが情報ツールとして利用するだけでなく、組織の看板代わりといっても過言ではないホームページの充実は広報の手段としても非常に有効です。公益性のある対外事業の申込みやメールマガジンの配信、バナーの配布など更なる広報体制を己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力をもって行動に変えていきましょう。
―公益社団法人格取得に向けて―
2010年度は、公益社団法人格取得の手続きを推進し、LOMメンバーへの周知を図ってまいります。また、変化に対応できるよう情報収集に努め、新しい公益法人会計基準に則しているかの検証や精査をしてまいります。大きな変革期にある組織の磐石な体制と充実に取り組んでまいります。
―機会を活かしきる例会運営―
毎月1回行われる例会は、メンバーにとってJC活動の基盤となっています。
会員相互の意見交換や、会員間の友好、そして会員としての意識高揚や絆を深めるという目的のもと行われています。貴重な時間を同じ場所で共有していくわけですから、ただ単に参加するのではなく、目的意識を持った積極的な参画をすべきであり、100パーセントの出席ができるよう努力するのが会員の義務です。折角の機会を無駄にすること無く、青年会議所に懸ける想いとプライドを強く再認識しそのプライドを持って行動して欲しいと願っています。
―率先垂範の伝播―
2010年度は、委員会庶務の中に新入会者によって構成される新人アカデミー研修をおきます。入会して間もない会員は、遠慮をして自ら率先して行動をするのをためらうメンバーもいます。2009年度に入会したメンバーは、配属された委員会とは別にこの委員会にも出席して頂きます。委員会の管理のもと期間を決めた中で最低1回以上の事業創出や企画立案をしていただきます。そこから事業に至るまでの仕組みや流れを学び、率先垂範して行う新しいメンバーの起こす新しい風がLOMに活気を生み、連帯感を深めていく良い機会となる事を願っています。己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力をもって行動に移し、LOMに新たな風を起こして頂きたいと考えます。
「率先垂範」(そっせんすいはん):自らが決断しすすんで手本を示す。模範を見せること。
「伝播」(でんぱ) :伝わり広まること。
―情熱をもったひとづくり運動―
私達の住む日本では、地域の古き良き文化が崩壊し、人と人との絆が薄れ、地域コミュニティーの形成さえ簡単ではありません。又、物質的な豊かさの反面、こころの豊かさの喪失とも思える深刻ないじめや自殺、家庭内外を問わず人間の命や尊厳が軽んぜられる風潮さえ感じられる事件を耳にする事があります。
(社)つくし青年会議所は30周年アクションプランで、これからの時代を切り開くキーワードを「つくし人の再生」と位置づけ様々な事業を展開してきました。筑紫地区の地域文化や伝統、歴史の理解を深め、郷土愛を持つ人が多く暮らす「明るい豊かな社会」の構築に務めています。
2010年度は、私たちが活動エリアとする筑紫地区4市1町のさまざまな歴史や文化を学びながら、子どもから大人までの幅広い世代を対象とした、地域コミュニティーの創出や文化力を養うことができる事業を企画します。事業参加者が協働することで人と人とのつながりを深めながら、協調性や思いやりのこころを持つことが出来る事業を行います。
筑紫地区の市民にその地域の歴史や文化等の見識を深める事業を行い、郷土愛を持つ「つくし人の育成」に努めていきます。そして、己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力をもって行動に移し、「つくし文化圏の創造」に繋がる更なる一歩を踏み出します。
―九州国立博物館と世界遺産基準のまちづくり運動―
(社)つくし青年会議所38年間の歴史の中で、15周年に国立博物館の誘致運動に着手し、2005年10月に日本で4番目となる国立博物館が太宰府に開館しました。
(社)つくし青年会議所は、筑紫地区にある、九州の、いや日本の、ひいてはアジアの財産ともいえる九州国立博物館を核としたまちづくり運動を推進していかねばなりません。
筑紫地区に住む人々に、この地域がもっている様々なポテンシャルを再認識して頂き、自分たちが住んでいるまちに愛着と誇りを持てる事業を展開し、市民意識を高め、世界遺産基準のまちづくり運動に取り組んでまいります。
開館5周年記念事業を企画し、九博の歩みに即して進化発展をしてきた「九州国立博物館を愛する会」と協働し、国立博物館のある筑紫地区としての魅力をさらに発信して参ります。
―魅力ある人材の発掘―
(社)つくし青年会議所に限らず、どの団体でも会員の減少に歯止めをかけるべく様々な取り組みをしています。優秀な人材の取り合いとも取れる状況下で新規会員を獲得し続けていくのは苦しいと思われるかも知れません。しかし、会員の拡大は青年会議所運動として存続する限りやらねばならないのです。
魅力のある組織には人が集まると言いますが、魅力のある組織とは魅力のある個の集合体でもあります。魅力のある人が入会している魅力のある団体なら、入ってみようと思いませんか。仮入会制度があるにも関わらず、相手になかなか勧められない。大切な事は、自分なりの理由(答え)をLOMメンバー全員が持っていることです。(社)つくし青年会議所に入会した理由は、メンバーそれぞれ違う理由(答え)を持っていてよいと思います。
40歳までという限られた期間に他の団体では得られない貴重な体験をすることで、自分自身が大きく成長できる又とない機会です。(社)つくし青年会議所に入会している事を誇りに思えるよう、JC活動や運動を通し、自己修練や様々な経験を積み一つずつ確信へと変えていって下さい。
LOMメンバーの人数が多ければ、必ずしも良い事業ができるわけではありません。
しかし、一人でも多くのLOMメンバーが情熱をもって取り組めば、すばらしい事業に発展する可能性は大きいと考えます。40周年にむけて周年事業の貴重な経験ができるメンバーを、一人でも多く入会できるよう会員の拡大を推進します。
100名LOM復活を目指して、己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力をもって行動に移し、会員の拡大という青年会議所運動を積極的に推進します。
―40周年を迎えるにあたって―
設立30周年にこころの豊かさの共有を求めての「つくし教育ビジョン」や、個と公の調和、活力と知力溢れる地域を求めての「つくし地域ビジョン」、地球市民として環境への意識向上を求めての「つくし環境ビジョン」という3つのビジョンがアクションプラン30で提言されました。
(社)つくし青年会議所は、2011年度に設立40周年を迎えます。40周年というのは単なる誕生日ではなく、これまでの事業の検証をして「自分は何者であるのか、そしてどこにいるのか」を認識し、次への行動を起こす大切な一年となります。アクションプラン30を推進している39年目の役割として、ベクトルを再確認し、事業に取り組んでまいります。きたる40周年を迎えるための準備委員会を設置して、単年度制というJCの障壁を小さくする事が必要です。40周年にはアクションプラン30の検証をして、現在の(社)つくし青年会議所としての立ち位置と方向性を確認する必要があります。
2010年度の理事メンバーで、2月から毎月1回準備委員会を開催し、40周年実行委員会へとバトンタッチを円滑に行います。その為には、30周年を経験した先輩に講演をして頂く等、周年事業に取り組む姿勢や見識を深めていきたいと考えます。今後必ずやってくる45周年、50周年に向けての糧となるべく、(社)つくし青年会議所の力強い第一歩を己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力をもって行動に移してまいります。
(社)つくし青年会議所は、「自然と歴史と人間との調和〜つくしは一つ〜」を設立スローガンとして、38年間の歴史を歩んでまいりました。
私たちは、これから起こりうると考えられる道州制や地方分権を踏まえた上で、筑紫地区(4市1町)のビジョンや魅力、この地域に何が必要なのかを精一杯考え行動することが必要です。
又、公益社団法人格の取得を目指している団体として、より一層の公益性を踏まえたJC運動を地域市民に発信していく必要があります。
2011年度に設立40周年を迎えるにあたり、アクションプラン30を再確認し、現在の(社)つくし青年会議所の立ち位置と方向性を提言する準備を進めるべきと考えます。
人間は、時に迷ったり、おそれたり、心配したりという弱いともいえる心を持っています。だから、物事を成功に向けて努力するにあたって、ただ何となく行動に移すのでは、自分の弱い心が働いて力強い活動や運動は生まれにくいと思います。そこに目標や使命感をもってのぞめば、きっと力強い活動や運動ができるはずです。未来への礎となる第一歩を己に打ち克つ強い魂(こころ)と情熱という原動力を行動に移し、勇気ある第一歩を踏み出しましょう。









